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理事長ご挨拶

~患者様の要望を叶えるために~

2006年から2008年まで非常勤医師として勤務、2019年4月に常勤医として院長に就任、2024年1月から理事長に就任しました。
1996年に大学を卒業後、約20数年間に渡り従事してきた救急医療で、高齢者の救急搬送は特に重要な課題となっています。予測された病状の増悪であっても自宅療養が継続できず、患者様の意に沿わない救急搬送をたびたび経験しました。また、自宅療養を希望されても、急変時の対応に対する不安や家族の負担から実現できない患者様も目にしました。その中で救急医療と在宅医療は決して対極にあるものではなく、連携していく事が重要で、救急医だからこそ携わることのできる在宅医療があると思うようになりました。
私が在宅医療で最も大事だと思うことは、クリニックの理念にあるように一人一人の患者様、利用者様に真摯に向き合い、耳を傾け、そして住み慣れた場所で療養を継続できるように支援することです。さらに社会復帰できるように十分なお力添えができているか、お気持ちに寄り添えているかを常に考えていくことだと思います。 在宅医療は、決して医師一人で成せるものではなく、大勢の多職種のスタッフの協力が必要です。初心と感謝を忘れず全ての人との繋がりを大切にしていきたいと思います。
コールメディカルクリニック広島は2005年11月の開設以来、18年の長きにわたり地域に根差した在宅医療専門のクリニックとして歩んでまいりました。患者様とご家族が当院の存在があるからこそ安心して自宅で療養していただけるよう、そして当院に関わる全ての方から「コールで良かった」と感じていただけるようなクリニックであり続けるよう、精進してまいります。

理事長
小田 泰崇

略歴

平成8年3月
山口大学医学部医学科 卒業
平成8年5月
山口大学医学部附属病院医員(研修医)(救急部)
平成9年6月
国立東静病院 外科(現 国立病院機構静岡医療センター)
平成11年9月
山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター 医員
平成15年7月
国立下関病院(現 国立病院機構関門医療センター)
平成16年9月
山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター 医員
平成17年2月
山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター 助手
平成19年4月
山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター 助教
平成20年3月
Virginia Commonwealth University, School of Medicine, Dept of Anatomy & Neurobiology(バージニア州立大学医学部 解剖神経生物学講座 研究員)
平成23年4月
山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター 講師
平成24年10月
山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学分野 准教授
平成31年4月
コールメディカルクリニック広島 院長    現在に至る
                        

資格

  • 平成8年5月 医師免許
  • 平成21年7月 医学博士
  • 平成13年12月 日本外科学会認定医
  • 平成14年1月 日本救急医学会救急認定医
  • 平成17年1月 日本救急医学会救急科専門医
  • 平成17年4月 日本集中治療医学会専門医
  • 平成17年12月 日本外科学会専門医
  • 平成24年1月 日本救急医学会指導医


  • 平成17年12月 Immediate Cardiac Life support (ICLS) Instructor
  • 平成17年12月 Immediate Cardiac Life support (ICLS) director
  • 平成17年3月 Japan Advanced Trauma Evaluation and Care (JATEC) Instructor
  • 平成16年12月 Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care (JPTEC) Instructor
  • 平成25年12月 Mass Casualty Life Support (MCLS) Instructor
  • 平成23年4月 日本DMAT隊員